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9月16日放送の『矢野どん』で「神様がくれた背番号」が紹介されました。

24 9月

 

9月16日に放映されたABCラジオ『矢野燿大のど~んと来い!』で神様が紹介されたところを書き起こしてみました。
 

トークの様子はU-steamでも視聴できます。(1時間20分あたりから、神様がくれた背番号の紹介が始まります)

 
 
〈ラジオトーク抜粋〉
矢野燿大氏、岩本計介アナ、角野友紀アナ出演。
  ◆ ◇ ◆ ◇
岩本アナ(以下、岩)「ここからは、これめっちゃええわのコーナーです。矢野さんがそのとき気に入っている物や、スタッフのおすすめのグッズを紹介するコーナーです」
角野アナ(以下、角)「今回のテーマは秋ということで、読書の秋にぴったりのご本をご紹介します」
岩「矢野さん、読書家なんですよね~」
矢野(以下、矢)「いやでもね、最近読めてなかったんですけどね。今回紹介する本に影響されて、読むようになりました」
岩本「お、ちょっとその本紹介してもらいましょうか」
角「え、まず一冊目は、神様がくれた背番号です。こちら松浦儀実さんという方が書いていらっしゃるんですけれども、ストーリーがですね、阪神ファンなら、必見のストーリーなんです。こちら物語の始まりは大阪市にある天王寺公園。世界で一番野球の上手い四〇歳にしてくださいと神様にお願いしたのは、話すことが苦手なことからホームレスになってしまった男なんです。この方が主人公なんですけれども、この主人公の方が、四〇歳の誕生日に神様から世界一の野球の才能を授かって、タイガースの選手になるというお話なんですね。スポーツとは何か、友情とは何かを考えさせられる感動作なんですけれども、なによりも、たっくさんのタイガースの選手が登場するんですよね!」
矢「そうですね。実名でね」
岩「実名ですか?」
角「矢野さんも!(登場するんです)」
岩「矢野さんもですか~?」
矢「まあこれね、僕ブログでも紹介してたし、結構、皆さん知ってくれていると思うんですけど、本当に内容がね。僕らも知らないような裏方さんだったり、球団の中の方だったり、ペットの名前だったり」
岩「それ当たっているんですか?」
矢「(当たっている)と思うんです」
岩「へえ、すご~い!」
矢「そして、あの~、岡田監督の台詞もね」
  角野アナ、突然思い出し笑い。
矢「全部『そらそうよ』なんですよ」
  一同爆笑。
矢「そこめちゃくちゃウケて。最後はあの、それとは違うメッセージというか、台詞もあるんですけど、それまでは、ずっと『そらそうよ』みたいな感じで(どうやらこの台詞がかなりお気に入りの様子)。読んでてね、本当に感動するし」
角「そうなんですよ(大きく頷く)」
岩「笑わせる本ではないんですか?」
矢「全然笑わせない!」
岩「全然笑わせない?(あれ、さっきと発言が矛盾してません?)」
角「もちろん、面白いところもあるんですけど」
矢「面白さと、感動と・・・、最後、涙するくらいほんと感動するし」
岩「へえ~、ほ~(信じられないといった様子)」
角「私、これ清水次郎アナウンサーにお借りしたんですけど、名古屋に帰る新幹線の中で読んで、周りの人がこっちをガン見するくらい号泣しちゃって、しゃっくりするくらい」
岩「しゃっくりするくらい?」
角「フーヒフーヒ(しゃっくりする振りをする)になるくらい。そんな感動する場面もありつつ、面白いところもあるんですよね」
矢「タイガースの中身のことも知れるものにもなるし。まあでも、あのね、けっこうね、このラジオ聞いてくださっている方は、それ知ってるよ、っていう方多いと思うんですよ」
岩「そうですか。あ~僕、読めてないんです、実は」
矢「あんま興味ないですもんね、人に(笑)」
  ここで岩本アナをイジり始める矢野さん。
岩「いやいやいや(焦)」
矢「自分ばっかり」
角「自分が好きなんですもんね?」
矢「俺が俺が……、認めたやろ?」
岩「(もう駄目だと諦めるように)多少そんなところあります。(それから逃げるように話題を変えて)
『神様がくれた背番号』っていう題名がいいですよね」
角「いいんですよ~」
矢「めちゃめちゃいいね~」
岩「そうですか~、是非とも僕も読んでみます」
角「読んでみてください♪」
  ◆ ◇ ◆ ◇ 
 〈ラジオトーク抜粋終わり〉
 
 
書き起こしてみると、見えなかったことがだいぶ見えてくるような気がしますね。
はっきり分かることは、矢野さんがこの本をすっごく気に入ってくださっているのだということです。
ラジオなんで、気さくに言っていますけど、よく見ると、すごい心を込めて褒めているのが分かります。
 
なんと言っていいか分かりにくいですが、この小説には、きっと心を動かす何かがあるんだろうなということが分かります。でも、それが何なのか言葉にしようとするとすごく難しいんです。岩本アナウンサーが右往左往している様が、それを伝えていますよね。どんな小説にも似ていないし、どんな小説よりも説明しにくい小説。それが『神様がくれた背番号』なんだろうなと、改めて思いました。
 
でまあ、そこが松浦さんのもっとも凄いところなんだと思うんですけど、普段意識していなかった何でもないような物事が、松浦さんの言葉を通してみると、まるで違ってみえる、もう本当にそんな感じなんです。テーマとか感動とかそういうものでは、表現できないし、言い尽くせないものがこの物語に込められているような気がするんです。本当に、ただ感動としか言えないのが歯がゆいというか、そこが悔しいんですが。読めば分かるし、でも読んでも何が良いのか言葉で伝えづらいというジレンマなんですけど、ただ、読めば、確実に何かが心に残る、そんな作品なんじゃないかなと思います。
 
ラジオでも言ってくださっていましたけど、矢野さまには昨年の年末にもブログで紹介してくださって、これが二度目の紹介でした。本当にありがたく思っています。(ささやかですけど、番組宛に礼状を送らせていただきました)
 
どんな作品か興味がある方は、前半部分をこちらで試し読みできますので、お立ち寄りください。
 
 
 
※矢野さまのご紹介をうけて、『神様がくれた背番号』の売れ行きが伸び、Amazon等オンライン書店で現在在庫切れの表示になっております。しかし随時書店への納品を行っておりますのでご安心ください。遅くとも1週間前後でお客様の手元に届くのではないかと思います。お手数ですが、在庫切れでも諦めず、そのまま注文をクリックしていただけると幸いです。また書店での注文も可能となっております。お手数ですが、お近くの書店で、『神様がくれた背番号』の書名かISDNコードを書店の方にお伝えくださいますようお願い申し上げます。こちらも1週間前後でお渡し出来ます。
 
 

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