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Archive for the ‘すべて’ Category

1月25日の『スポーツにぴたっと。』に松浦儀実氏が出演します。

23 1月

どうも、最近慌ただしく忙しくなっておりまして、こちらのブログの更新が久々になってしまいました。
年も変わり簡単な抱負ですが、今年もひたむきに頑張るぞーと思いを強くしております。

ということで、早速ですが、ご報告です。

twitterでもご報告しましたが今週の水曜(1/25)に『スポーツにぴたっと。』に『神様がくれた背番号』著者、松浦儀実さんがゲスト出演することになりまして、矢野耀大さんとともに『神様がくれた背番号』の誕生秘話等を語り合います。時間帯は18:30ぐらいになりまして(多少前後するかもしれませんのでご注意ください)、生で見逃した方もU-streamにてライブ映像を視聴もできますので、よろしければご覧ください。どんな話をされるのか私も楽しみです。

『神様がくれた背番号』の発行から一年半近く経って、こういうお話を頂けるというのは本当にありがたいことです。
そうそう、ちょっとしたサプライズもあるという噂ですので、皆様お見逃しなく(お聴き逃しなく)!!

 

東京野球ブックフェアの第二回はいつ?

02 11月

いやあ、大盛況でした。ついに来た10月30日、東京野球ブックフェアが相生の里で開催されました。楓出版は神様がくれた背番号を出展ということで朝から会場のセッティングなど準備をしておりまして、気がついたら開場の11時前にすでに入口に並ぶ人たちがいて、開場となると一目で野球ファンと分かるような色とりどりのユニフォームを着た人たちが会場内を詰めかけていました。古本市あり、サイン会あり、トークショーあり、あとうまい棒あり(笑)と盛りだくさんのイベントだったわけですけど(最後のは余計ですが)、あいにく僕はブースを離れることが出来なかったのですけど、口々に聞こえるのは、菊池選手かっこいいという言葉や、えのきどさん面白いといった言葉や、盛り上がっているね~といった言葉でした。なんて言うんですかね。独特な雰囲気でした。その場所だけスタジアムのような感じで、ちょっと寛いだ部分と、ノスタルジックさと、球場の熱狂が聞こえてきそうなそんな不思議な空間になっていたと思います。僕はこの東京野球ブックフェアは今後も続いていくと確信しましたよ。来年も是非開催していただきたいです。主催者の林さやかさん、白夜書房さん、あいおいブックラボさんなど多くの人たちの手で、一つ一つ自分の手で作ってきたブックフェアです。そんな部分も残しながらも、これからも継続して発展していって欲しいなと思いました。

 
 
 
で終わってみて、思ったのは、こういうブックフェアって、ものすごく面白くて、可能性のあるイベントなんだなってことです。ブックフェアというとコミティアやコミックマーケット、文学フリマなどの同人販売会が一般的には有名でして、今は何千人、何万人の来場者を誇る一大イベントに成長しておりまして、今回出店させていただいたブックフェアは、野球本というジャンルに絞った初のイベントだったわけで、来場者でいえば前述のイベントと比べるとまだまだ規模は小さいですけど、あちらと同じように、きちんと自分たちの手で育てていけば、大きくしていくのはそんなに難しくないんじゃないかなと思っています。コミケや文学フリマだって最初から規模が大きかったわけじゃないですし、2000年頃までマスメディアにたよりきっていたプロ野球界だって、プロスポーツや娯楽が多様化してマスメディアから距離を置きはじめるようになって、このまま衰退化していくかと思えば、阪神や日ハムのように球団運営を見直し、独自の路線を見つけて球団ファンの観客を増やし収益を上げている球団もある。音楽業界だってCDが売れなくなってから、イベントやコンサート主体の活動に早々に切り替えて、ファンとの交流を深めながら自分たちの道を見つけはじめている。興業や娯楽の形態が以前と少し変化しているのかなと。今まではテレビの力が強くてそれを人々は受動的に受けるだけだったけど、そこで終わらず、ファンの人たち自身がどうしていくのか考え、行動したり発信したりするようになった。ブックフェアというのはそういう世の中の変化の一つの兆しなんだろうな。出版不況と言われている今だって、やり方を変えれば収益を挙げていくことが出来るのだと思った。野球本以外にも、ブックフェアによって活路を見いだせるジャンルはたくさんあるはずだ。サッカーや競馬、相撲、アイドル雑誌、新書、それから小説家たちだって自分たちが集まってブックフェアをやればいいのにと思ってしまった。作家とファンの交流を深めていく。そして小説家・ライター、編集者が直接自分たちの手で本を売ってみる。それってものすごく貴重な体験だったりします。著者の名前を知らない人、物語をまったく知らない人に、自分の言葉で説明してその本を売る。その難しさと、だけれども売れたときの喜びがなんとも複雑な気持ちというか心地好いわけだ。今回『神様がくれた背番号』編集・発行人として携わらせてもらったわけで出版の経緯や魅力などを説明していった。お客さんの手にわたるたんびになんだか、じんときてしまったよ。この本を読んで感動してくれるか、松浦さんのファンになってくれるか、なんだか子離れする親の気持ちようなそんな気持ちになったわけだよ(笑)。
 
今回のブックフェアで得たことは、本当に自分にとっては転機といっていいくらい、今まで見えなかった何かが見えたそんな貴重な体験だった。こういうブックフェアに立ち会えたことが自分にとって本当に財産になった。
 
いちおうブックッフェア繋がりじゃないけど明日、文学フリマが開催されるそうで、僕も行ってこようかなと思っています。
二年前にも行ったことがあるのだけど、あそこもけっこう独特の雰囲気を持った場所なのだけど、また行ってみて見学しながら勉強してみようと思います。
 
それからもしかしたらブックフェアにまた近いうちに別のブックフェアに出店するそんな計画が持ち上がっています。そのときはまたご報告しますね。では最後に東京野球ブックフェアの写真を少し撮っておいたのでアップしておきます。
 
会場設営中の様子
 
開場後
 
トークショウです! 皆さん真剣に聞いておられます。
 
あれはもしかして神様がくれた背番号?
 
こんな感じで本を並べておりました。一冊しか無くて寂しい我がブースをうまい棒が賑やかにしてくれます。
 
 
向かって左のはみ出すくらい雑誌がたくさんあるのが日刊スポーツ社さん、そして右手が東邦出版さんでした。
 
 
 
 
 

東京野球ブックフェアでうまい棒を無料配布しますよ~

23 10月

 

東京野球ブックフェア

改めて告知させていただきますが、きたる10/30に、中央区佃(有楽町線、大江戸線月島駅下車)の相生の里で開催される『東京野球ブックフェア』に楓出版も出店いたします。
 
実は何をするかあんまり考えていなかったのですが、それじゃ来ていただいた人に申し訳ないと思いまして、来場者の記憶に残る何か出来ないだろうかと、楓出版は三日三晩考えました。で考えた結果なんですが、ご来場者様にうまい棒の無料配布というものを企画いたしました。なんでうまい棒なんだというつっこみは、まああれです。バットとうまい棒を掛けたと思っていただければ、って無理矢理ですけど、楓出版のブースまで来ていただければ、全員にうまい棒を無料進呈いたしますので、ご来場の際には、楓出版ブースまでお立ち寄りください。あ、数に限りがありますので、予想外に多くの来場者が来られた場合には、お渡しできない場合もございますので、あらかじめご容赦ください。楓出版は『神様がくれた背番号』を出展しますのでよろしくお願いします。月島でもんじゃを食べた後にお立ち寄りいただいても、ブックフェアにお立ち寄りいただいた後に、もんじゃを食べてもどちらでも楽しめる一日になると思いますよ。な~んて。
 
 
で、ここからちょっと独り言です。
 
 
そういえば東京野球ブックフェアが日本初の野球本のイベントということでちょっと思ったんですが、プロ野球関連一つとっても魅力あるコンテンツなんですよね。野球は日本を代表するスポーツってことで、子供の頃から、リトルリーグ、部活動で携わる人も少なくないですし、新聞、週刊誌で取り上げられることも多く、テレビ中継も盛んです。ファンブログも多数有ります。テーマだって、ペナントレース、CS、日本シリーズ、オールスター、監督の采配、技術理論もあれば、ドラフト、トレードなどファンが一喜一憂するイベントは目白押しで、興味がつきることはありません。子供からお年寄り楽しめるスポーツは野球と相撲ぐらいでして(やっぱりサッカーは若者のスポーツという印象)、何よりフィールドで活躍する選手達がなにより格好いいわけで。
 
でプロ野球を楽しむのならばスタジアムで観戦、またはテレビ観戦が通例ですが、たとえば、野球をテーマに幅広く扱ったイベントがあってもいいんじゃないかなと思っておりアス。
漫画や同人誌などのイベントが東京ビッグサイトとか幕張メッセで頻繁に行われていますけど、あんな感じで、野球というものを一つのコンテンツとしてとらえて、野球コンテンツを一同に集めて開催する。プロ野球選手、また元プロ野球選手が参加して会場を盛り上げる。同人誌のように当日のみ版権フリー(規定料金を払えば免除される仕組みを作って)、フィギュアや、同人誌を販売できるようにする。関係者しか持っていないような野球データの一般販売が出来るようにする。あるいは、ファンが多い野球ファンブロガーなど個人も出展、参加できる枠をつくって、冊子を販売したり、あるいは野球チームを作ってファン対抗のミニゲームをしたりと、いろいろな楽しみ方があるんじゃないかなと思いました。
 
言うなれば野球の祭典、野球のテーマパークみたいな感じ。
 
この大きなイベントを開催するメリットは、ストーブリーグの期間も野球で盛り上げることが出来るという点です。いまの同人誌業界をみれば分かるとおり、一つのイベントで結構なお金が動くことが判明しますからメディアミックスを含めて考えていけば、新たな収益モデルを球団やプロ野球関係者を手にすることが出来ます。いままで観戦料、グッズ販売、テレビ放映権が主な収益だったのが、スポーツ品メーカー、テレビ局、出版社(漫画、スポーツ紙)、またゲームメーカーなど様々な物販が可能になりますから、その手数料だけでも大きなものになる。でまあ12球団の地元のスタジアムをまわったり、それ以外の地方都市を巡業することも出来るようになれば、地方にお金を落とすことも出来る。
 
それから、引退選手の第二の人生をどうやって成り立たせるかっていう問題がプロ野球業界(もといプロスポーツ業界全般)にはありましてこちらを解消することができるんじゃないかなと。音楽や漫画、書籍はコンテンツとしてきちんと保護されていて、リリース後も、著作権者は収益を得ることが可能なわけですが、プロスポーツ選手のほとんどは、現役を終了すると、それでおしまい、とたんに収益を得ることが出来なくなる。一つのコンテンツとして扱い、積極的にメディアミックス等の展開を進めていくことで、あらたな収益を確保することが出来、引退後の不安を解消できるようになるんじゃないかなと。でまあ、この野球のテーマパークは一般参加者が楽しむための側面はありますが、そういう商談の場としても大きく機能すると思うんです。何か新しいことをやってみよう、と企業同士、企業と選手が手を組むことがあれば面白いですよね。それから引退した選手のリクルートの場にもなるんじゃないかなとも思っています。スポーツとしての競争力を失った選手でも、コンテンツとしての魅力は残っている場合が多い。きっと来場者の多くはコアな野球ファンばかりになるはずですから、引退選手がもう一度脚光を浴びるに違いないわけで。もちろん指導者の道に進む人も多いんでしょうが、その枠も限りあるようですし。ただのスポーツ・競技の側面で終わらせるのではなく、コンテンツ、エンターテインメントとして積極的に扱い、野球で生計を立てる人を増やしていくことが出来ればいいのかな~と。
 
とまあ、そんな妄想でした。この東京野球ブックフェアがそのハシリになるかどうかは、第一回の成功いかんということになるのでしょうか。だとしたら楓出版は責任重大です。って考えすぎですね(笑)。ともあれ、30日、楓出版は誠心誠意を込めて第一回のイベントを盛り上げてまいりたいと思いますのでよろしくお願いします。
 
 
 

ご報告

23 8月

 

記事をHatenaに移すことにしました。
 
というのは思想的な部分と、出版社の活動的な部分は分離したほうがいいのかな?と思いまして、というかすべてをここで披歴するのはちょっと無理があるといまさら気づいた次第です。
これからは日頃の私が感じたことなどは、あちらのブログに書き込んでいこうかなと思っています。こちらの書き込みは、業務的なものに絞らせていただきます。今後ともよろしくお願いします。
 
 
 
ではでは~
 

お知らせ

08 8月

「神様がくれた背番号|松浦儀実」アプリの当選者に、メールをお送りしました。