iNovel作成サービスのレイアウト指定方法
概要
- 本文に使えるフォント
- 目次、章題、作中に使えるフォントの種類
- 数字の表記について
- 設定方法について
- ルビの設定方法
- 傍点の設定方法
- 太字の設定方法
- 縦中横の設定方法
- 字下げの設定方法
- 文字設定の注意点
■フォントの種類
作品の雰囲気に合わせてさまざまなフォントをお選びいただけます。
※フォントタイプを指定することは出来ません(たとえばMS明朝や小塚ゴシックのような指定)。
■本文に使えるフォント
- 明朝体
- ゴシック体
二種類の中からお選びいただけます。
■目次、章題、作中に使えるフォント
- 明朝体太字
- ゴシック体太字
- 楷書体
- 教科書体
- 丸ゴシック
- 古印体
- ポップ体
- ペン行書体
- 隷書体
※上記の9種類の中からお選びいただけます。
■数字の表記について
縦書きにおける数字の表記は漢数字が一般的です。その他数字表記に関するよくある事例をまとめました。
§ 漢数字
※原文
九時半に着くべき汽車が四十分ほど遅れたのだから、もう十時はまわっている。けれども暑い時分だから町はまだ宵の口のようににぎやかだ。宿屋も目の前に二、三軒ある。ただ三四郎にはちとりっぱすぎるように思われた。そこで電気燈のついている三階作りの前をすまして通り(後略)
(夏目漱石『三四郎』)
§ 全角アラビア数字
9時半に着くべき汽車が40分ほど遅れたのだから、もう10時はまわっている。けれども暑い時分だから町はまだ宵の口のようににぎやかだ。宿屋も目の前に2、3軒ある。ただ三四郎にはちとりっぱすぎるように思われた。そこで電気燈のついている3階作りの前をすまして通り(後略)
§ 半角アラビア数字
9時半に着くべき汽車が40分ほど遅れたのだから、もう10時はまわっている。けれども暑い時分だから町はまだ宵の口のようににぎやかだ。宿屋も目の前に2、3軒ある。ただ三四郎にはちとりっぱすぎるように思われた。そこで電気燈のついている3 階作りの前をすまして通り(後略)
※半角英数字2文字を縦中横設定にすることも出来ます。< /p>
※縦中横の設定方法は後ほど説明します。
■文字設定の指定方法
レイアウトを個別に文字を指定する方法を明記しました。
§ ルビの設定方法
①本文中にそのままルビを振りたいところを《》で括ってふりがなを振ってください。
②そのまま投稿フォームの本文項目に投稿してください。
※漢字、半角英数字まで対応可能です。
表記例
一
うとうととして目がさめると女はいつのまにか、隣のじいさんと話を始めている。このじいさんはたしかに前の前の駅から乗ったいなか者である。発車まぎわに頓狂《とんきょう》な声を出して駆け込んで来て、いきなり肌をぬいだと思ったら背中にお灸《きゅう》のあとがいっぱいあったので、三四郎《さんしろう》の記憶に残(後略)
§ 傍点の設定方法
①段落ごと文章を抜き出し、傍点を追加したい場所を<>で括ります。
②脇に傍点変更と記します。
③他の設定箇所と一度にまとめて貼り付けてください。
表記例
■<>の箇所を傍点を追加してください。
<うとうと>として目がさめると女はいつのまにか、隣のじいさんと話を始めている。このじいさんはたしかに前の前の駅から乗ったいなか者である。発車まぎわに頓狂《とんきょう》な声を出して駆け込んで来て、いきなり肌をぬいだと思ったら背中にお灸《きゅう》のあとがいっぱい(後略)
§ 太字の設定方法
①段落ごと文章を抜き出し、太字にしたい場所を<>で括ります。
②脇に太字変更と記します。
③他の設定箇所と一度にまとめて貼り付けてください。
表記例
■<>の箇所太字に変更してください。
うとうととして目がさめると女はいつのまにか、隣のじいさんと話を始めている。<このじいさんはたしかに前の前の駅から乗ったいなか者である。>発車まぎわに頓狂《とんきょう》な声を出して駆け込んで来て、いきなり肌をぬいだと思ったら背中にお灸《きゅう》のあとがいっぱい(後略)
§ 縦中横の設定方法
①段落ごと文章を抜き出し、<>で括ります。
②脇に縦中横変更と記します。
③他の設定箇所と一度にまとめて貼り付けてください。
表記例
●以下<>の箇所、縦中横に変更願います。
9時半に着くべき汽車が<40>分ほど遅れたのだから、もう<10>時はまわっている。けれども暑い時分だから町はまだ宵の口のようににぎやかだ。宿屋も目の前に2、3軒ある。ただ三四郎にはちとりっぱすぎるように思われた。そこで電気燈のついている3 階作りの前をすまして通り越(後略)
§ 字下げの設定方法
①字下げしたい箇所を段落ごと抜き出してください。
②脇に字下げ変更と記します。
③他の設定箇所と一度にまとめて貼り付けてください。
※三マス分字下げします。
表記例
■以下の段落を字下げ処理お願いします。
三輪田《みわた》のお光《みつ》さんと同じ色である。国を立つまぎわまでは、お光さんは、うるさい女であった。そばを離れるのが大いにありがたかった。けれども、こうしてみると、お光さんのようなのもけっして悪くはない。
■レイアウト指定の注意
- ルビは自動処理変換しますのでそのまま本文に直接《》の中に打ち込んでください。
- それ以外の傍点、太字、縦中横、字下げ等の設定は本文に書き込まず、抜き出して個別に指示内容を伝達してください。手作業で一つ一つ変換処理をしておりますので混乱のないようお願いいたします ^^;